ベル&ロス(Bell & Ross)が最新作にして上位モデル「BR-X5」発表!


このアイスブルーはおそらくかなりの人気が出るだろう
さて、ぼくにとって購入頻度が非常に高い腕時計ブランドの一つが「ベル&ロス(Bell & Ross)」。

自社で生産設備を持たないファッションウォッチ的なポジションだと捉えられがちですが、現在では自社での生産設備を保有しており、しっかりした実用時計を製造する傍ら、シャネルからの資本注入もあって急激にそのオシャレさを高めています。

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そんなベル&ロスですが、メタルブレスレットを持つアーバンモデル「BR05」が非常に高く評価されていて、今回はその次世代モデルとして「BR-X5」シリーズを12月末に発売すると発表。
なお、BR 05はそれまでのベル&ロスの腕時計とは異なってミリタリーのミの字もない腕時計であり、しかしベル&ロスの世界観をしっかり受け継いでいることが大きな特徴で、それによって同社にとっての新境地を切り開いたシリーズだと認識しています(ベル&ロスにとっては久々のヒットでもあり、アートライン、GMT、クロノグラフなど、順調にラインアップを拡大中)。
ベル&ロスBR-X5はこんな腕時計
そこでベル&ロスの新作、BR-X5を見てみたいと思いますが、これは「BR 05の最高グレード」という位置付けで、ベル&ロスが好んで次世代モデルに与える「X」という文字が付与された意欲作。

デザイン的にはBR 05 に非常に近く、しかしダイヤルには3時位置には拡大された日付表示窓があり、9時位置にはパワーリザーブ表示も見られます。

「最高グレード」だけあって価格帯はBR 05に比較して数段高く、ベル&ロスにとっては悲願のアッパーマーケット進出の足がかりを作ってくれるシリーズとなるかもしれません。

自社製ムーブメントBR-CAL.323.(世界指折りのムーブメント製造メーカー、ケニッシ社との共同開発)を搭載しており、ケースサイズは41ミリ、素材はステンレススティール。

最近のベル&ロスらしくしっかりと面が出ており、ケースとブレスレット、ブレスレットのコマとコマとの繋がりも申し分なく、面取り加工も寸分の狂いがなくなされていて、ベゼル表面のビスの向きもちゃんと揃っています。

風防はもちろんサファイアクリスタル、防水性能は100メートルを誇ります。

ムーブメントは上述の通りケニッシ社との共同開発で、ベル&ロスとしてははじめてスイス公認クロノメーター検定機関(COSC)を受けており、ケースそしてムーブメントには5年保証が付帯されていて、同社の自信のほどが伺えますね。

そしてBR 05との最大の相違はこの「マルチコンポーネント構造」を採用するケースで、これは複数コンポーネントを、ベル&ロスのシグニチャーでもある4本のビスによって堅牢に固定したもの。

ベゼルとケースとの間のパッキンはそれぞれの文字盤のカラーとマッチしており、つまりブラック文字盤にはブラックのパッキン、そしてアイスブルー文字盤にはブルーのパッキンが採用されます。

ベル&ロス BR-X5「アイスブルー」がカッコいい
今回発表されたバリエーションは4つあり、こちらはブラックダイヤルにステンレススティールベルトという組み合わせの「BRX5R-BL-ST/SST(924,000円)」。

ラバーベルト版の「BRX5R-BL-ST/SRB(858,000円)」。

かなり人気が出そうなアイスブルーダイヤル+ステンレススティールベルト、BR-X5 ICE BLUE STEEL(924,000円)。

こちらはラバーベルト版の「BR-X5 ICE BLUE STEEL(858,000円)。

このアイスブルーは現在(ベイビーブルーとともに)グリーンの次に流行色と目されており、腕時計業界が最も注目するカラーの一つ(もちろん火付け役はロレックス・デイトナ”アイスブルー”)。

ケースバックはいずれスケルトン。

ベル&ロスは「フランス空軍モデル」最新作も発表
そしてベル&ロスは2021年にパートナーシップ契約を結んだフランス空軍との最新コラボモデル「BR 03 TYPE A PATROUILLE DE FRANCE(パトルイユ・ド・フランス)」を発表。

限定本数は100本となっており、価格は480,000円に設定されています。